公園は全体として丘状の地形になっています。古くは一帯に「六郎次」という野鍛冶が住んでいたと伝えられ、「六郎次山」と呼ばれていました。その後、根津財閥の所有地となったため、「根津山」と呼ばれました。1956年に都立公園として開園し、1965年に世田谷区に移管され区立公園となりました。
公園内には、羽根木プレーパーク・野球グラウンド・テニスコート・世田谷区立梅丘図書館・茶室「日月庵」などがあり、南側の斜面には梅林をはじめ、園内には総計約650本の梅の木が植えられており、梅の名所となっています。
梅林は、昭和42年(1967年)区議会議員選出記念として、55本の梅を植樹したのを始まりに、10回ほどの記念植樹により、現在では約650本(紅梅約230本、白梅約420本)の梅が植えられています。八重寒紅、八重野梅、道知辺、白加賀、思いのまま等、約60品種の見事な梅林です。
2月上旬から3月上旬に行われる梅まつりは、世田谷の春の風物詩となっており、遠方からも多くの方が訪れます。
せたがや梅まつり・・・2019年2月9日(土)~3月3日 午前10時~午後4時
所在地:東京都世田谷区代田4丁目38番52号
行き方:小田急線梅ヶ丘駅下車徒歩5分 ・ 井の頭線東松原駅下車徒歩7分
駐車場:有 30分100円
 
画像撮影日:2018年2月28日

      
 
羽根木公園
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