熱海梅園梅まつり
  熱海梅園は、市街地西側のゆるやかな山間に位置し、三方を熱函道路などの主要道路に囲まれた34,394㎡の都市公園です。
園内には、樹齢100年を超える梅の古木を含め58品種・473本あり、日本一早咲きの梅、日本一遅い紅葉の名所としても全国にその名を知られています。
園の歴史は古く、横浜の豪商茂木惣兵衛が、明治19年(1886年)に2.5ha開いたのが始まりで120年以上の歴史があります。
また、開設2年後の明治21年に皇室に献納され皇室財産となり、熱海第二御料地・第三御料地に編入されるなどの変遷を経て、昭和22年に宮内省から皇室財産税として、物納され国有財産となりました。
熱海市(当時は町)では、この園を昭和6年から昭和35年まで約29年間直接管理し、その保護に努めてきました。その間の昭和29年にこの園を風致公園として都市計画決定し、国に払下げの申請をし、昭和35年10月に熱海国際観光温泉文化都市建設法(昭和25年8月公布)により、大蔵省より熱海市に無償で払下げられました。
それ以後園内整備をおこない昭和41年4月1日に開設し、秋から春にかけて、紅葉から梅(早咲、中咲、遅咲)桜へと移り変わりが楽しめる公園です。
【梅園名木】①三ツ子樟(みつごくす)②腰掛欅(こしかけけやき)③石割榊(いしわりさかき)④根なし梅(ねなしうめ)➄供養梅(くようばい)⑥貫一、お宮の梅(かんいちおみやのうめ)
第75回熱海梅園梅まつり・・・2019年1月5日~3月3日 8:30~16:00(時間外は無料入場可)※ライトアップはありません。
 
画像撮影日:2015年2月10日

熱海梅園パンフレット         
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