椿山荘(ちんざんそう)は、東京都文京区関口二丁目の小高い敷地に、大規模な宴会・コンベンション施設を持つホテル椿山荘東京を併設しています。
明治11年に第3代、第9代総理大臣を務めた・山縣有朋が、自分の屋敷として「椿山荘」と命名し、趣味である作庭を行いました。
大正7年に阪神財閥のひとつ藤田財閥が別邸として譲り受け、その後1万余の樹木が移植され、昭和27年より結婚式場として営業を開始しました。
平成4年に、敷地内にフォーシーズンズホテル椿山荘東京が開業しました。
平成25年(2014)にフォーシーズンズホテルズ&リゾーツ社との業務提携契約の終了により「ホテル椿山荘東京」となります。
庭園は一般公開されており、椿や桜など植物、史跡等を鑑賞でき、庭園の頂上に建つ三重塔は、元々広島県賀茂郡入野(現東広島市)の竹林寺の塔であったが、大正時代に強風にあって三層目が大破してしまったものを藤田平太郎が大正14年に譲り受けて椿山荘に移築し、三層目を復元したもので、繰形の特徴などから室町時代末期のものと推定されており、国登録有形文化財に登録されています。
 
画像撮影日:2018年12月3日

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椿山荘日本庭園の紅葉
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