東京都心から近く、年間を通して高尾山は、東京近郊の行楽地、パワースポットとして有名で多くの観光客や登山者が訪れられるが、元来は修験道の霊場であり、現在は真言宗智山派大本山高尾山薬王院有喜寺の寺域となっています。
そのため、天然の森林が守られてきた。中世には、八王子城主北条氏照による「本山の竹木の伐採を禁じる」という制札が薬王院に残されており、江戸時代にも幕府直轄領となり八王子代官・大久保長安が山林保護政策をとり、その書状が同じく薬王院に残されている。その後も帝室御料林、国有林と常に保護されてきました。
明治以降、牧野富太郎をはじめ、多くの研究者により高尾山が最初の発見地として新しい植物が発表されました。
高尾山の植物はカシなどの常緑広葉樹、落葉広葉樹林(ブナ・ナラ・ホオノキなど)、中間温帯林(モミ・ツガなどの針葉樹林)の境界に位置するため植生が豊かであり、都市部に近い割には比較的状態よく保たれている。
関東山地の東縁に位置する最大の紅葉の名所のひとつ。11月中は高尾山もみじ祭りが開催されています。
天気のいい日は富士山や東京スカイツリーがはっきりと見ることが出来ます。
行き方:京王電鉄高尾線高尾山口駅下車又は、JR中央線高尾駅下車して京王電鉄高尾線乗換え、高尾山口駅へ
車で来る場合、国道20号沿いの八王子市営高尾山麓駐車場や高尾山薬王院祈祷殿駐車場に数百台駐車することがでます。
特に混む期間は隣駅の高尾駅駐車場にも誘導される場合もあります。。
尚、山の中腹(標高470m付近)までは、高尾登山電鉄の高尾山ケーブルカー、あるいはリフトで登ることができます。
 
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高尾山の紅葉
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