神宮外苑のいちょう並木
神宮外苑のいちょう並木は、大正12年代々木の宮内省南豊島御料地内(現在の明治神宮内)の苗圃で、樹高6m内外に成長していた1,600本より選ばれ、更に年々樹形を整えてきたものを植栽したものです。
この並木の造園を手がけたのは、日本の近代造園の師と言われた折下吉延博士(昭和41年86歳で死去)で、外苑造営当時は主任技師でした。欧米の庭園の調査視察も熱心に行い、又絵画の造詣も深かったようです。
現在のいちょう並木は、青山口から円周道路まで300mの並木は146本、9m間隔で植えられ、途中西折して秩父宮ラグビー場に至る2条も含まれております。
画像撮影日:2020年11月16日

    
inserted by FC2 system