新宿御苑の歴史は、天正18年(1590)に譜代大名であった内藤氏が徳川家康よりこの地を拝領したときに始まります。
明治5年(1872)には、日本の近代農業振興を目的とする内藤新宿試験場が設置され、その後、宮内庁所管の新宿植物御苑となり、明治39年には日本初の皇室庭園である新宿御苑が誕生しました。
戦後国民公園となり、一般に開放されました。
フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園と日本庭園を巧みに組み合わせた庭園は、明治時代の代表的近代西洋庭園であり、日本における数少ない風景庭園の名作です。
日本庭園やエコハウス(レストランゆりのき)、玉藻池など園内各所でウメの花が咲きすすんできました。百花に先駆けて咲くといわれるウメの花は、新宿御苑の早春を代表する人気の花のひとつとなっています。
 
画像撮影日:2018年3月4日


        

新宿御苑
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