新宿御苑の歴史は、天正18年(1590)に譜代大名であった内藤氏が徳川家康よりこの地を拝領したときに始まります。
明治5年(1871)には、日本の近代農業振興を目的とする内藤新宿試験場が設置され、その後、宮内庁所管の新宿植物御苑となり、明治39年には日本初の皇室庭園である新宿御苑が誕生しました。 広さ58.3ヘクタール、周囲3.5kmの園内には、イギリス風景式庭園、フランス式整形庭園、日本庭園をたくみに組み合わせられています。日本における近代西洋庭園の名園といわれ、特色あふれる様式の庭園が楽しめます。
約1万本の木々が茂る新宿御苑は、四季折々の自然が楽しめる都会のオアシスです。
ツワブキは、1年を通してお楽しみいただける、大きなつやのある丸い葉が魅力的ですが、10月頃になると花が咲きはじめると、いよいよシーズン到来とばかりに、葉の間から長い茎をスッと伸ばし、可愛らしい花をたくさん咲かせます。
ツワブキが咲いている場所は、大温室前・丸花壇近くや三角花壇近くや旧御凉亭など園内各所でみられます。
11月下旬までは花が咲くため、冬仕度に備えるたくさんの生きものたちにとって貴重な食糧になります。
開園時間: 午前9時〜午後4時半まで(入園は午後4時まで)
休園日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始
入園料:一般(高校生以上):200円 小中学生:50円 幼児無料
所在地:〒160-0014 東京都新宿区内藤町11番地  03-3350-0151
行き方:JR 京王・小田急線「新宿駅」駅下車 南口から徒歩10分・西武新宿線「西武新宿」駅 徒歩15分・東京メトロ丸の内線「新宿御苑前」駅
      徒歩5分・都営地下鉄新宿線「新宿三丁目」駅 徒歩5分
 
画像撮影日:2018年11月5日
           
新宿御苑のツワブキ
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