ツツジの名所
 ツツジの名所
 東京都

 根津神社

根津神社は今から千九百年余の昔、日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられる古社で、文明年間には太田道灌が社殿を奉建している。 江戸時代五代将軍徳川綱吉は世継が定まった際に現在の社殿を奉建、千駄木の旧社地より御遷座しました。
根津神社のつつじ・・・境内地となる以前、前記徳川綱重が屋敷の庭につつじを植えたことに始まり、七千坪の神苑は世につつじヶ岡と呼ばれる府内の名勝であった。今も花季(4月中旬から下旬ごろ)には約50種3000株が咲き乱れる。この時期には文京つつじまつりが境内で開催され、様々な行事、甘酒茶屋、露店、を楽しむ参拝者で賑わう。

 旧古河庭園

旧古河庭園は武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、北側の小高い丘には洋館を建て、斜面には洋風庭園、そして低地には日本庭園を配したのが特徴です。この庭園はもと明治の元勲・陸奥宗光の別邸でしたが、次男が古河財閥の養子になった時、古河家の所有となりました。日本庭園の作庭者は、京都の庭師植治こと小川治兵衛(1860~1933)であり、彼は当園以外にも、山県有朋の京都別邸である無鄰菴、平安神宮神苑、円山公園、南禅寺界隈の財界人の別荘庭園などを作庭し、造園界に多大な貢献をしました。尚、この当時の建物は現存していません。

 六義園(りくぎえん) JR山手線または地下鉄(東京メトロ)南北線の駒込駅より徒歩7分。

元禄8年(1695年)、五代将軍・徳川綱吉から与えられたこの地に、柳沢吉保が、7年の歳月をかけて「回遊式築山泉水庭園」を造りました。六義園は吉保の文学的造詣の深さを反映し、和歌の趣味を基調とした繊細で温和な日本庭園になっています。
庭園の名称は、中国の古い漢詩集である「毛詩」に記されている「誌の六義」すなわち風、賦、比、興、雅、頌という六つの分類法の流れを汲んだ和歌の六体に由来します。
元禄時代、駒込染井を中心にツツジの園芸ブームが江戸中に起こりました。流行の中心地であった六義園には古品種のツツジが数多く植えられました。六義園で咲く色とりどりのツツジは、六義園が造られた当時の元禄・享保の江戸園芸隆盛期に源を辿ることができ、六義園に伝えられる貴重な財産となっています。

 皇居東御苑 東京メトロ東西線 「大手町」「竹橋駅」徒歩5分 JR東京駅徒歩15分

皇居東御苑(こうきょひがしぎょえん)は、東京都千代田区の皇居の東側に付属してある広さ約21㌶の庭園。宮内庁の管轄であり、皇宮警察がある。当地はかつての江戸城の本丸・二の丸・三の丸跡に位置し、少し離れた場所の西の丸を含めたこの範囲のことを江戸城と呼んでいた。明治時代から戦前までは宮内庁や皇室関連の施設があったが、戦後の1960年に閣議決定により一般公開される運びになり、1963年に特別史跡に指定、1968年から一般公開されるようになった。苑内は庭園のほか、歴史的な史跡も見ることができ、国内のみならず海外からの旅行者も多く訪れます。

 小石川植物園 都営地下鉄三田線白山駅より徒歩10分 東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅より徒歩15分

東京大学大学院理学系研究科附属植物園は、東京大学の附属施設の一つで、植物に関する様々な研究を行っています。本園と分園があり、本園は東京都文京区白山三丁目にあり、一般には小石川植物園と通称されています。
本植物園では日本、朝鮮、中国を含む東アジアに分布する高等植物を中心に収集・栽培を行っています。
草本性植物は植物分類標本園、薬園保存園、山地植物栽培場などに栽培されているほか、樹林内や林緑に合計約1500種(園芸品種を除く)があります。その他、熱帯・亜熱帯産の植物約1100種を温室で栽培しています。

 谷中・経王寺/延命院 JR日暮里駅から徒歩3分JR西日暮里駅から徒歩6分。

経王寺
要詮院日慶が開山、当地の豪農冠勝平(新堀村の名主冠権四郎家の祖)が開基となり、明暦元年(1655)当地に創建しました。
本堂の隣の大黒堂には日蓮上人の作と伝えられる大黒天が旧谷中七福神のひとつであり鎮守として祀られています。
延命院
下町の情緒あふれる谷中日暮里地区にあり、境内は大変静かで、樹齢600年のシイの木がしげっており、
都の天然記念物に指定されています。徳川家綱公の乳人・三澤局が開基となり、七面大明神社の別当寺院として慶安元年(1648)慧照院日長上人により現在地に開創されました。

平成つつじ公園/練馬つつじフェスタ 西武線又は大江戸線練馬駅徒歩1分

平成つつじ公園とは、平成六年(1994)の4月に開園した公園で、区民の憩いの場になるようにとの想いで整備された公園です。
平成十五年(2003)の4月には、公園が拡張されて広さ8,800平方メートルとなりました。尚、「つつじ」は練馬区の花になっています。
公園には、およそ600品種10,000株のツツジの仲間が植えられています。久留米ツツジを中心に平戸ツツジ、霧島ツツジ、野生種、サツキツツジ、アザレア、シャクナゲとバラエティーあふれるツツジの仲間が集められており、全国に誇れる規模となっています。

 都立神代植物公園 JR中央線から三鷹駅・吉祥寺駅から小田急バス深大寺行き「神代植物公園前」下車

神代植物公園(じんだいしょくぶつこうえん)は、東京都調布市にある東京都立の植物公園です。武蔵野の面影が残る園内で、四季を通じて草木の姿や花の美しさを味わうことができます。園内には約4,800種類、10万本・株の樹木が植えられています。
ツツジ園:ツツジの大群植は、正門付近から池の周辺に植えられたコレクションは、この公園のシンボルの一つ。
クルメツツジ156品種、サツキツツジ124品種、リュウキュウツツジ10品種など、約12,000株が植えられ、江戸時代から伝わる歴史的な品種を観賞することができます。

 塩船観音寺 JR青梅線・河辺駅下車、多摩バス/都バス「塩船観音入口」下車・バス停より徒歩10分

塩船観音はつつじで有名です。毎年4月中旬から5月中旬にかけて『つつじ祭り』が行われ、約15種類1万7千本のつつじが、一望に見渡せる摺り鉢状の境内に早咲き・中咲き・遅咲きと順に咲き、例年4月末から5月のゴールデンウィークにピークを迎えます。赤、白、ピンクと色とりどりにつつじが咲き誇る5月3日の大祭には、真言宗修験道の柴燈護摩が焚かれ、山伏の行列、そして、真っ赤になった火の中を真言を唱えながら、火渡りの荒行が行われ、その壮大さは見事です。

 西沢つつじ園&烏山つつじ緑地 京王線千歳烏山駅下車徒歩10分

国道20号沿いにある昭和大烏山病院の北側に西沢つつじ園があります。
この西沢つつじ園は、ツツジの季節以外は普通の造園屋といった感じなのですが、4月中旬から5月にかけてのツツジの季節には辺り一面が色とりどりのツツジであふれかえります。種類の多さや色の違いから、目に入ってくる色が飽和してしまうぐらいの色鮮やかな光景となっています。
この西沢つつじ園は、この付近の地主であった西沢さんの個人つつじ園です。戦前から畑の周りにツツジがあり、戦後になって畑にもツツジを植えたのがつつじ園の始まりだそうです。現在では約3000平方メートルにおよぶ西沢さんの庭と区の烏山つつじ緑地1000平方メートルとで、4月上旬から5月上旬にはクルメ、キリシマ、リュウキュウなど約100種類2万本のツツジが咲き乱れます。
敷地を面してすぐ隣にある烏山つつじ緑地の方は公園として整備されています。
静岡県伊東市

小室山公園つつじ祭り
【開催日時】毎年4月29日~5月5日  午前9時00分~午後4時00分
【開催場所】小室山公園つつじ園 (静岡県伊東市川奈1260-1)
【ライトアップ】期間:2018年4月29日(日)~5月5日(土)尚、2018年は、4月19日(木)より開催中!
伊東のパノラマ展望台といわれる小室山公園は、標高321mの小室山を中心とした自然公園です。春の梅や桜、冬の椿など季節の花を楽しむことができるのが魅力です。
ゴールデンウィークの時期は、35000平方メートルの広大な敷地に、紅霧島や宮城野、伊豆の輝きといった約40種類・10万本のつつじが咲き乱れます。色鮮やかなつつじが咲く様子は、まるで大地に赤い絨毯を敷きつめたようで、幻想的な風景を演出してくれます。
つつじ祭り期間中は、飲食の模擬店が多数並ぶほか、各種イベントが開催され、にぎわいが演出されます。
 山梨県河口湖町

 河口湖富士桜ミツバツツジまつり 富士急河口湖駅より富士登山バス乗車・・・環境科学研究所入口下車

作家太宰治は「富岳百景」の中で、「富士には月見草がよく似合ふ」と表現していますが、実は、富士桜やミツバツツジもとても良く似合うのです。
富士桜は、その名のとおり富士山麓に多く見られる桜の一種。4月下旬から5月上旬にかけて、富士山をバックにして、赤松林の樹間で薄桃色に咲き乱れる富士桜の群落は、素晴らしい景観です。
群馬県館林市

 つつじが岡公園 東武伊勢崎線館林駅下車路線バス館林・板倉線つつじが岡公園入口バス停下車徒歩12分

つつじが岡公園は、世界一のつつじの公園です。
推定樹齢800年を超えるヤマツツジや高さ4メートルのツツジ巨樹群もあります。また、館林出身の向井千秋さんが園内のツツジの種子をスペースシャトル「コロンビア」に持ち込み帰還後開花させた【宇宙ツツジ】もあります。“ツツジのまち館林市オリジナルツツジ”の開発にも取り組んでいます。また、公園内には芝生広場・アスレチック・遊具等があり、子供達や町民の方々の憩いの場となっています。自然が広がる景色の中での散歩も最適です。このつつじが岡公園は、寛文年間徳川綱吉によるツツジの増殖後、歴代の館林城主により保護育成が薦められ、その後、いくつかの変遷を経て、大正12年県有財産となり、同時に県立公園として発足した。公園区域は、環境・森林局所管のツツジの群生地と県土整備局所管の熱帯植物温室等の施設部分と合わせ約12haとなっている。  
 神奈川県

 神奈川県「ツツジの名所」

神奈川県「花の名所」ホームページには、神奈川県「ツツジの名所」のページがあります。
横須賀市:花の木公園 湘南国際村 太田和つつじの丘
鎌倉市:佛行寺 葉山しおさい公園 安国論寺 高徳院 光則寺 長谷寺 安養院 フラワーセンター大船植物園  
横浜市:三渓園 環境活動支援センター こども植物園 JR桜木町駅前バスターミナル 馬場花木園  佐江戸のツツジ山
他: 天台宗・等覚寺 あつぎつつじの丘公園 県立あいかわ公園 杉山土建のツツジ 蓬莱園 ホテル花月園 小田急山のホテル
 
       
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