画像撮影日:2017年6月12日
明治神宮御苑花菖蒲田
所在地:東京都 渋谷区 代々木神園町
行き方:原宿口=JR山手線原宿駅・東京メトロ千代田線・ 副都心線「明治神宮前<原宿>」駅
駐車場:あり
入苑料:御苑維持協力金500円
入苑時間:午前 9 時〜午後 5 時 (入苑は4時半まで)
明治神宮の御苑は、江戸初期以来加藤家、井伊家の下屋敷の庭園でしたが、明治時代に宮内省の所管となり、代々木御苑と称され、明治天皇、昭憲皇太后ご縁りの深い名苑です。
苑内には隔雲亭(かくうんてい)、お釣台、四阿(あづまや)、菖蒲田(しょうぶだ)、清正井(きよまさのいど)などがあり、曲折した小径が美しい熊笹の間を縫い、武蔵野特有の雑木林の面影をとどめている名勝・名所です。
御苑の花菖蒲は、明治26年(1893年)、明治天皇の思し召しにより昭憲皇太后のために植えられたものです。
明治神宮御造営当時は、江戸系の48種があったと伝えられており、その後、堀切(葛飾区)など東京近郊から江戸系の花が集められ、現在では約150種1500株が咲き競います。
明治の御代(みよ)から、仙人洞(せんにょのほら)、九十九髪(つくもがみ)、都の巽(みやこのたつみ)などの菖翁花が大事に育てられています。
新緑で輝く雑木林に囲まれ、清正井(きよまさのいど)から湧き出た清らかな水によって潤う菖蒲田は、比類のない気品をたたえております。
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