江戸川区新堀しゃくやく公園では、白やピンクなど色とりどりのシャクヤクが見ごろを迎え、訪れる人たちの目を楽しませています。
同園は、平成8年4月に開園。開園当初からシャクヤクが植栽され、平成20年には同園北側・東側に400株を追加しました。さらに、昨年は「あけぼの」「スカーレットオハラ」などの品種を新たに植栽。大きく綺麗なシャクヤクが咲く公園として、多くの家族連れや写真愛好家などが訪れ、鮮やかに咲き誇ったシャクヤクを楽しんでいます。
シャクヤクはボタン科の多年草でアジア大陸東部が原産地。赤や白、ピンクなどの花が咲き、一重のものから八重、バラ咲きなど様々な花型に大別されます。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と美しい女性の姿を形容される花としても有名で、すらりと伸びた茎の先端に華麗な花を咲かせます。日本では桃山時代の絵画に描かれていることから、この頃には観賞用として栽培されていたと言われており、欧州でもモネが「しゃくやくの花園」などの作品を残していることから、18世紀には欧州にも伝えられていたと言われています。漢名の「芍薬」に「薬」の文字が入っているように、元々は薬草として育てられ、根の部分は漢方薬として現在も利用されています。
所在地:新堀しゃくやく公園 江戸川区新堀2丁目29番8号
行き方:JR総武線「小岩駅」より京成バス 小76系統「新堀小」より徒歩5分位
 
画像撮影日:2018年5月5日

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新堀しゃくやく公園
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