恩田川(おんだがわ)は、東京都町田市および神奈川県横浜市を流れる一級河川で、鶴見川水系の大きな支流の一つです。名称の由来は、武蔵国都筑郡(現在の神奈川県の流域)では、郡内の恩田村(現在の恩田町・田奈町・しらとり台など)から流れてくる川として、古くから恩田川と呼ばれていました。一方、南多摩郡(現在の東京都の流域)では、郡内の町田村から流れてくる川として、町田川と呼ぶことが一般的であったが、町田村の中心は原町田側に移っており、「町田」から流れてくるというイメージは薄れ、その後に南多摩郡の流域は全域が町田町(後に町田市)になったため、自然と都筑郡で用いられていた名称が使われるようになりました。
町田市成瀬の恩田川河畔は桜並木の遊歩道が整備され、花見の名所として知られるようになりました。桜並木の河畔は成瀬街道が恩田川を越える高瀬橋から横浜市緑区との境に近い都橋にかけての三キロほどの区間で、川の両岸に桜並木の美しい景観が続きます。
場 所:東京都町田市立総合体育館周辺(会下山橋〜都橋)が特に美しい景観です。
行き方:JR横浜線「成瀬駅」より徒歩約9分〜

 神奈川県内「桜の名所」          
 
恩田川の桜
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