「三十三間堂」
三十三間堂には、枝垂れ桜、陽光桜、彼岸桜などの早咲きの桜が多く植えられています。
開花時期はソメイヨシノよりも早いですが、ソメイヨシノの見ごろ時期に訪れても、早咲きの桜はまだ見ごろを保っています。三十三間堂で、特に桜を美しく観賞できるのが、境内の東側の庭園付近です。池のほとりに植えられた枝垂れ桜と境内を囲む塀の朱色の柱が、雅な雰囲気を醸し出しており、まるで平安貴族にでもなったかのような気分でお花見ができます。
「哲学の道」
日本の道100選にも選ばれた風情漂う散歩道です。
銀閣寺交差点から若王子神社までの疏水沿い約2kmの散策路で、哲学者・西田幾多郎が思索にふけりながらここを歩いたということからこの名前が付きました。
日本の道100選にも選定されている散歩道で、春はソメイヨシノの桜並木とともにユキヤナギなどが咲き乱れています。また、疏水に桜の花びらが散りユラユラ揺れる桜吹雪も風情を醸し出しています。
「高台寺」
高台寺(臨済宗建仁寺派)は、北政所ねねが秀吉の没後、家康の援助を得て建てた寺。正式名称は高台寿聖禅寺だが、一般には「ねねの寺」として親しまれていいます。
京都の桜名所として広く知られている高台寺では、方丈前庭である波心庭の大きな紅枝垂れ桜がハイライト。白砂の上に艶やかなピンク色の花がよく映える。すぐそばに勅使門や華頭窓があり、京都らしい雰囲気の桜景色をつくり出しています。  さくらの本数約50本(枝垂れ桜、染井吉野、山桜)
「京都東山 霊山観音」
霊山観音は昭和30年に、殉国の英霊並びに大戦の犠牲者の冥福と、平和日本の建設とを祈念する為に、に建立されました。高さ24m、顔6mの観音像です。高台寺の隣にあるため観音様を目にされた方もあると思います。境内にはたくさんの桜が植えられていて、墓地から見おろす景色も素敵です。 桜越しに八坂の塔がよく見えます。
「平野神社の桜」
(タクシー乗務員に「どこか良い桜の名所を教えて下さい」と聞くと、平野神社がお薦めと言われ訪問しました)
桜は生命力を高める象徴として平野神社では平安時代より植樹され、現在では約60種400本あります。平野神社に珍種が多いのは、臣籍降下した氏族の氏神でもあったことから、蘇り、生産繁栄を願い各公家伝来の家の標となる桜を奉納したからと伝えられています。平安期に、貴族たちは長い期間様々な桜を楽しみ、江戸時代になると庶民にも夜桜が開放され、「平野の夜桜」は都を代表する景観です。
 
三十三間堂
哲学の道
霊山観音
高台寺
平野神社
三条河原
 
 三十三間堂 哲学の道 霊山観音 高台寺 平野神社 三条河原
    
 
京都の桜(三十三間堂・哲学の道・霊山観音・高台寺・平野神社・三条河原)
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