小諸城は、武田信玄のころ山本勘助らにより現在の縄張りとし、豊臣秀吉天下統一のとき小諸城主となった仙石秀久により完成された城です。城下町より低い位置に城を築いた「穴城」は全国でも珍しい城で「日本百名城」でもあります。仙石秀久が築いた「大手門」や野面石積みの石垣は400年前のまま当時の姿で残されています。
懐古園は、園内を埋める数百本の老桜が栄枯の夢を語るがごとく咲き乱れ、老松の枝を渡る風も過ぎし往古をしのばせ、老桜と老松が相和し見事なハーモニーを奏でます。また、平成2年に実施された日本さくらの会「日本さくら名所100選」に選定されています。
桜は、ソメイヨシノをはじめ、枝垂桜や八重桜など多くの種類が植えられ、咲く時期少しづつ異なり、長い期間にわたり桜の花を楽しむことができます。とくに小諸固有の桜「小諸八重紅枝垂」は4月下旬ごろまで咲いてます。
◎例年の見頃・・・4月中旬〜ソメイヨシノ、4月下旬〜コモロヤエベニシダレ
所在地:長野県小諸市丁311
入園料:大人300円、小・中学生100円、共通券:大人500円、小・中学生200円
駐車場:あり/213台/500円
行き方:しなの鉄道小諸駅・JR小諸駅→徒歩3分
   :上信越道小諸ICから県道79号経由3km5分
画像撮影日:2017年4月21日
    
 
小諸市・懐古園
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