画像撮影日:2017年4月4日
潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園だす。
潮入の池とは、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるもので、海辺の庭園で通常用いられていた様式です。
旧芝離宮恩賜庭園、清澄庭園、旧安田庭園なども昔は潮入の池でした。しかし現在、実際に海水が出入りしているのは、ここだけです。
浜離宮は、この潮入りの池や鴨場を中心にした南庭と、明治時代以降に造られた北庭とに大別されます。
明治維新ののちは皇室の離宮となり、名前も浜離宮となりました。その後、関東大震災や戦災によって、御茶屋など貴重な建造物が焼失したり樹木が損傷し、往時の面影はなくなりましたが、昭和20年11月3日、東京都に下賜され、整備のうえ昭和21年4月有料公開されるに至りました。
園内には、潮入の池・お伝い橋と中島の御茶屋・三百年の松・ボタン園とお花畑・鴨場などがあります。
浜離宮恩賜庭園の桜は、潮入の池と二つの鴨場をもつ、江戸時代の代表的な大名庭園などに4月上旬はソメイヨシノ、中旬にはヤエザクラが満開になります。他にギョイコウやウコンザクラなど珍しい品種の桜も楽しめます。
桜の見頃は3月下旬〜4月下旬(ソメイヨシノは3月下旬〜4月上旬、サトザクラなどは4月中旬〜下旬)
桜の本数は約100本(ソメイヨシノ、ヤエザクラ、ヤマザクラ、オオシマザクラ)
尚、お花見は庭園観賞のみで宴会・飲酒などは禁止。
浜離宮恩賜庭園の桜
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