あたみ桜(糸川桜まつり)
☆概要
あたみ桜は、明治4年頃イタリア人によって、レモン・ナツメヤシとともに熱海にもたらされ、その後先人たちの努力により増殖が行われ、市内の多くの場所に植栽されました。また、下田の御用邸(昭和47年)や伊勢神宮(昭和48年)、東宮御所(昭和51年)に献上され植栽される事により、広く知られるところとなりました。
熱海市では、市制施行40周年の昭和52年4月10日に熱海市の「木」に指定しました。
☆特性
あたみ桜は、開花期が1月と沖縄の寒緋桜と並んで日本列島で最も早咲きで、早咲きの桜として注目を集める河津桜より約1ヶ月早く咲きます。また、一般的に桜の開花期間は1〜2週間ですが、あたみ桜の開花期間は1ヶ月以上と長いのが特徴です。
開花期間が長い理由としては、花のつき方が、ひとつの枝に早期に開花する花芽と後期に開花する花芽の二段構えに形成されているためです。
☆あたみ桜の見られる場所
糸川遊歩道(全57本)・梅園前市道全24本)・海浜公園(全11本)・姫の沢公園 他
画像撮影日:2019年2月5日
ここから下の画像は2018年1月31日に撮影しました

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