新宿御苑は、東京都新宿区と渋谷区に跨る環境省所管の庭園です。
もともとは江戸時代に信濃高遠藩内藤家の下屋敷のあった敷地に、明治12年に新宿植物御苑が開設され、宮内省の管理するところとなったが、第二次世界大戦後は一般に公開される様になりました。現在は環境省管轄の国民公園として親しまれています。
例年4月上旬には内閣総理大臣主催の「桜を見る会」、11月上旬には環境大臣主催の「菊を観る会」が開催されています。
大正天皇・昭和天皇の大喪の礼が執り行われた場所でもあります。
御苑内は面積約58.3ha、外周約3.5kmのスペースに「日本庭園」、「イギリス風景式庭園」、「フランス式整形庭園」を組み合わせており、樹木の数は1万本を超える。桜は65種・約1300本あり「日本さくら名所100選」に選定されています。
「玉藻池」を中心とする回遊式日本庭園は、内藤家下屋敷の庭園『玉川園』の遺構であり、安永元年(1772年)に完成した庭園です。

【季節に咲く花々】
豊かに茂る樹木は約1万本を数え、とりわけ、わが国に初めて取り寄せられたユリノキ、プラタナス、ヒマラヤシーダー、ラクウショウなどの巨樹が独特の景観を形づくっています。また、約1000本の桜は春の大きな魅力となっています。.
また、皇室の菊作りの伝統を受け継いだ菊の栽培、展示を続けており、日本庭園を散策しながら観賞できる菊花壇は秋の人気の行事になっています。
(1月の花)フクジュソウ、ウメ、カンザクラ、カンツバキなど
(2月の花)ウメ、カンザクラ、サンシュユ、マンサク、ツバキなど
(3月の花)ウメ、ハクモクレン、ハナモモ、ボケ、ソメイヨシノなど
(4月の花)八重桜、ツツジ、ハンカチノキ、ハナミズキ、コデマリ、ユリノキなど
(5月の花)バラ、サツキ、ホオノキ、ホソバオオアマナなど
(6月の花)アジサイ、ギボウシ、タイサンボク、ナツツバキ、ムクゲなど
(7月の花)アガパンサス、アメリカデイゴ、キョウチクトウ、クチナシなど
(8月の花)サルスベリ、アメリカフヨウ、ツルボ、ムクゲなど
(9月の花)ヒガンバナ、ススキ、タイワンホトトギス、ハギなど
(10月の花)キンモクセイ、ギンモクセイ、サザンカ、ジュウガツザクラ、バラなど
(11月の花)ツワブキ、カンツバキ、ニホンズイセン、ビワなど
(12月の花)ニホンズイセン、チャノキ、フユザクラ、ロウバイなど

【行き方】
 新宿門:JR新宿駅東南口のエレベータを使用して新宿駅東南口駅前広場まで下り、甲州街道を進み新宿門へ徒歩約15分です。
 新宿門:丸の内線新宿御苑前駅出口3から、甲州街道を進み新宿門へ徒歩5分です。
 新宿門:丸ノ内線・新宿三丁目駅B4出口、副都心線・新宿三丁目駅E5出口徒歩5分、副都心線・新宿三丁目駅C6出口(新宿三丁目駅から徒歩5分)
【開園時間】9:00〜16:00(16:00入園終了、16:30閉園)※散策路 9:00〜16:30
【休園日】毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
【特別開園期間】3月25日〜4月24日、11月1日〜15日(期間中無休)】
【入園料】一般200円/小・中学生50円/幼児無料
【駐車場】駐車場は大木戸門横にあります。 利用時間:8:00〜20:00 普通車:3時間まで 500円、以後30分毎100円






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新宿御苑/季節の花々

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