上野恩賜公園は、東京都台東区にある公園で、通称「上野公園」や「上野の森」とも呼ばれ、武蔵野台地末端の舌状台地「上野台」に公園が位置することから、「上野の山」とも呼ばれています。
不忍池は、上野恩賜公園内にある池で、寛永2(1625)年天海僧正が寛永寺を建立した際,京都の比叡山に対して忍ヶ岡を東叡山に,池を琵琶湖になぞらえて,竹生島を模した島をつくって弁財天をまつり,清水寺を模して清水観音堂を建立。ハスの名所で将軍にそれを献上したことで知られています。池のほとりにはサクラが植えられ,山下に見世物,茶店が集まり,江戸時代から名所として繁栄していました。
名前の由来は、かつて上野台地と本郷台地(向ヶ岡)の間の地名が忍ヶ丘(しのぶがおか)と呼ばれていたことに由来するとのことです。 (異説もあります)
現在の不忍池は、周囲は約2km、全体で約11万m2。北で上野動物園西園、東で京成上野駅、南と西で不忍通りに接しています。
その中央に弁才天を祀る弁天島(中之島)を配し、池は遊歩のための堤で3つの部分に分かれており、それぞれ、一面が蓮で覆われる蓮池、ボートを漕いで楽しむことのできるボート池、池の3分の1は上野動物園分園の中に位置しカワウが繁殖している鵜の池の3つです。
 
画像撮影日:2018年12月3日
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上野恩賜公園不忍池の紅葉
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