ボタン科ボタン属  花期・・・4月〜5月  草 丈・・・30cm〜1m程度花言葉・・・王者の風格

特徴・・落葉低木で、高さは30cm〜1m前後。
大きな葉の表面は緑、裏面は白く、花も大きく直径20cm〜30cm位まで大きくなるものもあります。
花の色は、赤・白・黄・ピンク・紫等豊富ですが、赤紫色(ボタン色)が一番多いようです。
花弁は、一重から数十枚の花弁をつけたものまであります。
牡丹の名所
 ぼたんの名所

東京都

都立神代植物公園

神代植物公園(じんだいしょくぶつこうえん)は、東京都調布市にある東京都立の植物公園です。武蔵野の面影が残る園内で、四季を通じて草木の姿や花の美しさを味わうことができます。
園内には約4,800種類、10万本・株の樹木が植えられています。園内はバラ園、ツツジ園、梅園、ハギ園、フジ園、牡丹・シャクヤク園、はなしょうぶ園、エビネ・あじさい園をはじめ、植物のの種類ごとに30ブロックに分けており、景色を眺めながら植物の知識を得ることが出来るようになっています。
ぼたん・しゃくやく園では、ボタン100品種約480株、シャクヤク70品種約550株が栽培されています。4月に咲くボタンは小形の樹木で、ゆったりとした大花が見事です。シャクヤクは多年草で、5月中旬に咲き艶麗な美しさがあります。


上野東照宮のぼたん苑

JR上野駅下車・徒歩5分上野恩賜公園内
上野東照宮は上野恩賜公園内に位置している。東照宮とは、徳川家康公(東照大権現)を神様としてお祀りする神社です。
日光東照宮、久能山東照宮が有名ですが、全国各地に数多くございます。 そのため、他の東照宮と区別するため上野東照宮と呼ばれております。
上野東照宮ぼたん苑は1980年(昭和55年)に日中友好を記念して開苑しました。
当初は上海及び、洛陽植物園から寄贈された中国牡丹を中心に70品種でしたが、現在では約250品種3200株の日中洋の牡丹があでやかに咲き誇ります。


町田ぼたん園

平成4年にオープンした、関東有数のぼたん園で東京ドームより少し広い約1万6000平方mの敷地があります。
ぼたん、シャクヤクの開花期間中のみ有料で、花が咲き終わると一般公園として無料で入園出来ます
331品種1730株のボタンがあり、日本、中国、アメリカ、フランスの園芸品種を植栽しています。
画像は、2014年4月29日に撮影しました。


花の寺 高蔵寺

高蔵寺の山号は「月星山三輪院高蔵寺」山号の名前の如く星が近くに見えるような高台にあり、古来、三輪(奈良県)の人々が移り住んできた三輪の里に寺院を構える花の御寺で、花の寺東京第5番札所です
。石洋石楠花で親しまれ「石楠花寺」と呼ばれています。季節ごとに境内の雰囲気が大きく変わるのも魅力の一つです。
春には、花の御寺のメインとなる石楠花を中心に牡丹、ミツバツツジなどが咲きます。
原色のような濃い赤やピンクの石楠花が情熱的で華やかな高蔵寺となり、うぐいすの鳴き声が雰囲気を演出します。
 

神奈川県

日比谷花壇大船フラワーセンター

昭和37年神奈川県農業試験所が平塚市に移転した跡地に県内の観賞植物の生産を振興するために
「フラワーセンター大船植物園」を神奈川県が開設した。現在フラワーセンターでは、この地で改良されたしゃくやく・花菖蒲を中心に、国内外から収集した観賞植物を栽培展示し、園内の花木・樹木は約5700余種・品種、四季折々彩りを添えています。
また、園内にあるドーナツ型観賞温室では熱帯・亜熱帯(約1300余種・品種)の花が咲き乱れています。


鶴岡八幡宮神苑ぼたん庭園

横須賀線「鎌倉駅」徒歩10分 鎌倉鶴ケ岡八幡宮境内
源頼義が1063年(康平6)、由比郷鶴岡に京都の石清水八幡宮を勧請し鶴岡若宮を称したのが始まり。
源頼朝は1180年(治承4)に現在の地に移し、鎌倉のまちづくりを開始、1191年(建久2)には火災を機に、
上下両宮の現在の体裁となる。本宮前から、若宮大路を中心としたまちが望めます。神苑牡丹庭園には正月ぼたん、春ぼたんが植えられており、季節には大勢の拝観者でにぎわいます。

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                                        鶴岡八幡宮神苑ぼたん庭園

野島公園・旧伊藤博文金沢別邸牡丹園

野島公園は、横浜市最南部平潟湾入口に浮かぶ小さな島の公園で、歌川広重に描かれた「野島夕照」で知られています。
海抜57m の野島山を中心としてバーベキュー場、キャンプ場、野球場などの施設を備え、展望台からは横浜の海はもちろん、房総半島や富士山まで360 度の景色を見ることができます。
旧伊藤博文金沢別邸は、野島山入口脇有料駐車場裏に入口があります。初代内閣総理大臣を務めた伊藤博文公により、明治31年(1898)に建てられた茅葺寄屋根の田舎風海浜別邸建築で、平成18年指定されましたが、建物の老朽化が著しかったことから、平成19年(2007)、現存しない部分を含め創建時の姿に復元工事が始まり、平成21年(2009)10月にぼたん庭園と併せて竣工しました。


富岡総合公園ぼたん園

富岡総合公園は、戦前は日本海軍の基地「横浜海軍航空隊」があり、戦後は米軍に接収され富岡倉庫地区と呼ばれていました。
昭和46年に返還され、昭和50年からその一部が国有地の無償貸与を受けて公園として公開されました。
公園内には、ミズキ、タブ、クヌギなどの自然樹林、運動広場、見晴台、金沢区の花である牡丹園があり、中央の道路沿いには、毎年見事な花を見せてくれる桜や西洋の公園を想わせる並木が見られます。
又、、樹林内には、テニスコートやアーチェリー場(90mの射程のものが20レーンあり、公営施設としては日本最初のもの)も整備されています。また、国道16号線側から公園の中央を通り抜ける道路の両脇には横浜海軍航空隊当時の石門が残されています。


馬場花木園のぼたん

鶴見区西部に位置する「馬場花木園」は、平成11年にオープンした、豊かな緑に囲まれた市内では珍しい和風の庭園です。
ここは昔、ボタン、しょうぶなどが楽しめる農園があったところで、鶴見の丘陵地帯の斜面を利用して、池の周りや斜面に遊歩道や木橋が作られ、散策しながら、牡丹や菖蒲のような花のほか、桜、梅、蓮の花、これらをはじめ、四季折々の花木や草花を観賞できるようになっています。また、入口脇の「休憩棟」は、これらの庭園を背景に、茶会などに利用することができます。
ボタンの本数は、昔、牡丹園だったわりには少なく、数十本だけです。


伊勢原『(株)杉山土建』のぼたん

伊勢原市三ノ宮の「(株)杉山土建」敷地内に「ツツジ園」があり、人々の目を楽しませてくれます。
大山と丹沢、かなたに富士を望む高台の素晴らしい庭は約1500坪。庭園には「ツツジ園」があり、広い庭園内には、黄色の牡丹をはじめ、数百株のボタンが植えられています。
つつじ観賞は4月限定ですが、その他はいつでも、観覧できるそうです。
ツツジ開花時の土日に開催されるイベント会場は鮮やかな花々の香りが辺り一面漂っており、人々の目を楽しませてくれる他に香りも楽しむことができます。
伊勢原では知る人ぞ知る、桜の後のお楽しみのつつじ、ぼたんの名所です。


         
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